なんか電撃大王でヘンリエッタのフィギュアがついてくるとかに釣られて買いましたきりんです。
 コミックナタリー:「ガンスリ」10周年で大王付録にヘンリエッタフィギュアHI3E0016
しかも話題そのものは1ヶ月近く前という。
時期的に賞味期限切れです。
とはいえ、あくまでそれはきっかけですので。


この漫画自体はSound Horizonのサウンドクリエイターrevo氏によるイメージアルバム『poca felicita 〜 少女達の小さな幸せ 〜』から知りました。
個人的にはイタリア語の歌詞の曲や弦楽四重奏曲というこだわりっぷりが気に入りました。
もちろんヘンリエッタ、リコ、トリエラ、クラエス、アンジェリカ、エルザのそれぞれのキャラクターをイメージした曲もありますよ。
キャラ曲としてはアンジェリカが好き。物語『パスタの国の王子様』のくだりが特に。
で、そのまま単行本を買って読み、原作とイメージアルバムの両方を比べながら楽しんでました。
ついでなのでアニメも見てみようということで借りてみました。
やはり書物と動画では同じ場面の表現でもなかなか違った印象を受けますね。そして、それもまた楽しい。
ただアニメの最初でヘンリエッタ、リコとキャラクターに機械的な印象を持ったので、そのあとのトリエラの回でトリエラの快活な感じとのギャップにちょっと笑いました。
なんていうか、年頃の女の子って感じが一番でててかわいいですよ?
他にはリコの回がやや残念かも。
自分のことを好きになってくれるなら、それはうれしいなと思うような少年に出会ったのに、仕事のために殺してしまわねばならない状況になる。
普通の人間なら「殺さなきゃいけない、でも・・・」みたいな葛藤が起こる場面なんですが、リコは「こういう時なんていうんだっけ・・・あ、そっか『ごめんね』」とあっさり殺してしまいます。
しかもその翌日にはそんなことなど無かったかのようにいつもとおんなじ朝を迎えます。
漫画で読んでこの展開に戦慄を覚えたわけですが、アニメではあんまりそういう感じが無かったのが、イマイチ。
もっと「いやいやこの子ヤベーよ・・・」って勢いでも良かったよ!

まだアニメは1巻に収録されている5話までしか見てないので2巻以降も見ていきたいです。
個人的にはエルザの回のヤンデレなヘンリエッタが楽しみ。
担当官に興味を持たれなくなったら担当官を殺して私も死ぬと言い放つヘンリエッタが楽しみ。


余談ですが、この頃のDVDって1話分に割く容量が少ない分、1枚に5話収録とかだったんですよね。
今だと画質があがり綺麗になった分、動画容量が膨大になり、1枚に2話収録とかになってますよね。もちろん記憶メディアも大容量になってきてますけども。
画質があがるのは良いことですけど、その分消費者の立場でのコストパフォーマンスが下がるのは少し悲しいです。