【CG業界で働いてるけど、この業界詰んでる】
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51677375.html


いきなり2ちゃんねるのまとめサイトからですが、このスレッド(以下スレ)に例で取り上げられてるホッタラケの島っていうのをLISMOで借りてみたんですね。
大まかなストーリーは、主人公の遥が神社で見かけた不思議な狐?のテオを追いかけているうちに変な世界にたどり着き、子供の頃になくした鏡を巡って狐たちを支配している「男爵」と対立していく・・・という感じ。
一応ネタバレを含みますので、予めご了承ください。

スレにもちょこっと映画の内容が挙がってますが、ストーリーは良くある感じの流れですね。なぜか夢のクレヨン王国思い出したけど。
ホッタラケの島というのは、人間が使わなくなりホッタラケにしたものを狐たちがこっそり持ち出して再利用したもので作られた町です。
狐たちは自分たちでものを作れないので、人間がホッタラケにしたものをもらってきて使っています。
なんですが、一応魔法とかで大きさを変えたり、若干の変形をさせたりしてアレンジは出来るようです。
正直、個人的にはもう「それ作れてるよ」という感じですが。
模型飛行機がゴムで飛ぶ、技術の時間で習うようないわゆる「機構」の考え方がないために「つくれない」という感じみたいです。要するに皮をいじるだけってことですね。

スレ内では「実際はあんだけデカいミニチュアを作っても 映るのは数秒という悲しい現実があったりする 」という書き込みがあったので、最初にトンネルを抜け海が広がり、遥がうわぁ〜っていうシーンでも「この中のいくつかはもう出てこないのかな」なんて思いながら見てました。

鏡を探す中で、遥が小さい頃大切にしていたぬいぐるみを見つけるんですが、人間がこの世界に居てはいけない!という暗黙のルールがあるにもかかわらず、ぬいぐるみを見つけた遥との感動の対面とか言ってる狐がいるのには笑いました。
「人間は畏怖の象徴」っていう価値観が普通にあるものと思っている中でこの狐の反応は、ある意味すごい異質です。
隣に居る狐もぬいぐるみが持っていかれることばかりに頭がいってて人間を怖がる風に見えない辺り、案外全ての狐が人間を恐れているわけではないのかなと思わされます。まぁその点は人間が普段の生活をしている中でも同じ指摘が出来ますが、ちょっと面白かったのは確かです。

男爵がテオをそそのかして遥を連れ去り、それをテオが助けに行くんですが他の狐からは猛反発を受けます。
で、その際にテオが男爵から人間を捕らえる報酬として受け取らせたスタンプカード1万枚が辺りに散らばります。
スタンプカード1万枚!それでハルを助けに行く飛行機を作ってくれ!」(劇中でテオは遥のことを「ハル」と呼んでいます)
すると途端に狐たちが掌を返して手伝ってくれるんですね。
よく昔話なんかで、狐が「人間は見返りがないと善い行いをしない」的なことを言ったりしますが、この件に関しては狐も人のこと言えないだろう!と思ってしまいました。
といっても、男爵のスタンプカードによる資本主義社会が形成された島で狐に対してこういうのもフェアじゃない気もしますけどね。


動きの面では、自作飛行機でレールの上を滑走したりとか、スピード感はなかなかです。
内容的に低年齢層向けだと思いますけど、ほかの年齢層でも十分楽しめる感じだと思います。遥かわいいよ遥。