5月末に発売された格闘ゲーム「アルカナハート3
いまさらですがチマチマベシベシした感想をエクステンド!!(謎


シリーズ3作目なんですが、公式見るとアルカナハート3は3年前に既に家庭用で発売されてるみたいでこの「LOVE MAX!!!!!(愛情特盛り)」は新技や新作ストーリーを追加したリメイク版っぽいです。

公式サイト:
http://www.arcsystemworks.jp/ah3lm/

初見の印象では23人のキャラがそれぞれ個別の「アルカナ」と呼ばれる聖霊を備えて戦う、というどこかジョジョのスタンドっぽい感じに思いました。
前作と主人公が変わっているらしく、今作は「ヴァイス」が主人公という位置づけらしいです。
前回は「愛乃はぁと」。こっちはディスガイアシリーズのフロンみたいな性格でした。
愛情特盛りお届けしてくれたり、特撮番組を撮りためてたり。
ただその愛情一辺倒を修道士に「愛だけではダメだ」と言われてるのは笑いましたね。修道士のあなたがそれを言いますか、と。

ヴァイス_コマンドリスト今作の主人公ヴァイスをひとまずの使用キャラとしてコマンド表を確認すると、ヴァイスという名に倣って技名もドイツ語という。
ちょっとこういうの好き。テーティヒカイト。
「追剣ヤーゲン」とかなんか韻を踏んでて気に入りました。

STORYモードに挑戦してみますれば、skullgirlsで鍛えたおかげもあって(加えてCPUも手数控えめ)サクサクいける感じと油断していたらボス・・・というべきかボス手前でお出ましの「シャルラッハロート」、急に手数とコンボが激しくなりあっさりストレート負け。
ヴァイス「手加減しすぎてしまった。それで負けるとは...恥だ」
イヤイヤお待ちなすって!急に難易度爆上げですか!?
と、本腰を入れて挑戦し、1つ目の勝ち星ゲット(初期設定では2本先取で勝利の設定です)。
シャルラッハロート「あっはっはっは、面白い面白い...リミッター解除!!」
なんたる絶望感。しょっぱなから繰り出されるアルカナ超必殺技(通称ゾイドビームらしい)。
続行だ...!と気力を振り絞り立ち上がるも、ヴァイスは きずつき たおれた。
無駄に歯ごたえのある難易度ですね!
リミッター解除した状態は常時エクステンド状態が維持され、上記アルカナ超必殺技(アルカナブレイズともいう)をクールタイム無しで連発できてしまうという素敵ハンデです。
しかし何度もコンティニューを繰り返し、見事シャルラッハロートを打ち倒したー!!

残ったのは無駄に高まった高揚感と胸の高鳴り!
そしてまだ一戦あるよ、というストーリー展開!(ぁ
シャルラッハロート戦で死力を尽くしたので、えも言われぬ絶望感が襲いましたが最後はアクションゲームっぽく5つの的を破壊するというものでした。
ただ雑魚敵2体の攻撃をかいくぐりながらの破壊なため、シャルラッハロート戦とは違った意味で手こずりました。

操作に慣れたところで他のキャラも使ってみようとしたところ、廿楽冴姫(つづらさき)というキャラに目が留まります。
アルカナハート3ではキャラ選択時決定しないでしばらくいると、カーソルの合っているキャラが決定を促すセリフをしゃべるんですが、彼女は違いました。
「話しかけないで」
「他の人にすればいいじゃない」
拒絶してみせます。これは異なことを!そう思っていたら
「え?わ...私が、いいの?」
ツンデレキターーー!!
やられたので、さっそく使ってみること。するとコマンドがタメ技のオンパレードです。
私の少ない格ゲー知識からタメキャラを思い出すのはストIIのガイルです。待ちガイル(※)と呼ばれるあのしゃがんだ体勢です。
この期に待ちガイルについて調べてみるとどうやらあれは合理的な戦闘スタイルの形として行き着いたものだったようです。
ナナメ入力でためる事で2方向のタメを同時に行うことができる特性を利用したものだそうです。
具体的には後ろナナメ入力でためると下タメと後ろタメが同時にできるということですね。
ここから対空のサマーソルトキック、飛び道具のソニックブームが同時に準備できるので相対するキャラによっては非常に厄介な戦法となるようです。
ただ冴姫ちゃんは後ろタメ→前+攻撃ボタンで飛び道具ではなく飛び蹴りを繰り出すのでガイルほど脅威にはなり得なさそうですが、それでも戦略の幅は広げられるのでゼヒマスターしたい技術ですね。

そんなこんなでさらにプレイを重ね、さぁネット対戦に参入!
といっても勝ち星をあげるのはCPU相手よりも絶望的なので、経験を積むためと割り切って扱いなれたヴァイスでいざスタート。
対戦人口が6000人前後みたいで休日のゴールデンタイムといえどマッチングはそれほどスムーズには行かない印象。ネット掲示板で対戦相手を募集等するのが有用そうです。
4戦ほどして戦果は4敗と危惧していたとおりの結果と相成りました。
自分のガードの甘さを改めて再確認するとともに、絶え間なくコンボを繰り出され身動きが取れるようになる頃には体力ゲージが4割強減っていたりと凄まじい手数の多さに驚きもしました。
これがコンボゲーの真髄か!
5戦目の相手は自分を実力が拮抗しているのか、コンボの繋ぎも甘く基本逃げ腰。
近づいてきたら突進で虚を突き、離れたら飛び道具でけん制という具合にチマチマ削ってたら相手がうまいこと翻弄されてくれ、初の勝利!
やはり実力が拮抗していると勝ったときの脳汁分泌量がハンパねーな!
4敗してるから尚更。


このゲームはゲージを消費してコンボをキャンセルする手段が多数用意されているので、意外と動かしやすい印象です。
ただ、やはり難易度が高い!今はTRIALモードでの星埋めに挑戦中です。